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青山劇場 蒲田行進曲 9/17 夜の部を観てきました。 初日にも行ったのですが、初日よりみなさんの迫力が増して、ものすごい華(オ−ラというのでしょうか)のある舞台になっていました。今回銀ちゃんは、6年前とはちがって、すこし物静かな、哀愁をおびたキャラクタ−になっているのですね。銀ちゃんが逝く、とくっついて、趣もかわってちがう作品になっていました。 前回、階段落ちに向かって、どんどんどんどんスト−リ−がラストへ集約してゆく感じがあったのですが、今回は、中村屋(佐藤アツヒロさん)の後継者のはなしなど、いろいろ前になかったエピソ−ドを添えて、進行していくので、一つのピ−ク(階段落ち)に向かって、テンションがジェットコ−スタ−のようにあがっていく、あの感じは少し薄らいでいて、その点は残念に思いましたが、でも前になかった、中村屋とのプライドの張り合い、とか、くさなぎくんのヤスとはまた全然ちがう、ものすごくひきつけられるヤスで、前回とはちがうところで「なんてすごい舞台なの!」と感動しました。観にきている人が、あきらかに「あずみ」とか「SHOCK」とか「プレゾン」などとは違う、劇団系の人、蒲田行進曲のファンの年配の人、などで、客席の雰囲気も独特です。 前回の銀ちゃんの心に響くせりふで、けずられてしまったところがあるのは、とても残念で、池田屋さんの「お二階のみなさま、お逃げくださいまし。」なども、階段おちに向かって収束力が弱くなってしまった分、同じ台詞なのに、冴え方が弱くなっていて残念です。また、中村屋とのやりあい、がもっとみたかったな、(銀ちゃんと中村屋の立ち回りが稽古のときにあったそうなのですが、あとから変更で消えてしまったということを聞き)と思いました。思うことはたくさんありますが、プレゾンの少年隊のチ−ムワ−クのよい雰囲気と同じように、、観ていると、自然と、「お互いにこの舞台をやれて幸せに思っている。」「お互いに、今演っている君のことを思っているよ!」という気持ちが雰囲気に出ていて、そのことに感動しました。観にいってよかった、と思いました。 |
2006/09/18(Mon) 12:24 [ No.12 ]
- KENT &
MakiMaki -
Modified by isso
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