世界一のエンターティナー  東山紀之  <リター>

 

「ダンスの上手い人は?」とたずねると、多くの人が「東山紀之」だと答えるであろう。

西洋人に比べると日本人はダンスセンスがないとされてきたが、東山紀之はその常識を覆した。
彼のダンスは華麗で優美で、見ている者をわくわくさせる。
少年隊
PLAYZONEは言わずもがなであるが、彼のソロの舞台が世界に通じるスターであることを証明している。

「バルセロナ物語」

体力とセンスが要求されるスパニッシュ・ダンスである。
彼は生来の器用さプラス努力によってスパニッシュ・ダンスを我が物にした。

「雨に唄えば」

ジーン・ケリーの代表作となるこのミュージカル。雨の降った日は、I'm singing in the rain.と自然に口ずさんだりするものである。舞台の上で雨を降らすことに成功したスタッフに敬意を表すると同時に,雨の中で見事に踊った東山に賛辞の言葉をおくろう。
水にぬれた衣服はかなりの重さをもって踊りづらいと思う。しかし、雨のシーンの時の東山は笑顔であった。
2年前の春の上演であるが、私はこのシーンを思い出すたびに、感動の鳥肌が立つ。今後、ハリウッド映画が日本人が主役の映画を作るとするならば、東山紀之をキャスティングすべきである。彼の端正な顔立ちは、世界中の女性を虜にするであろう。そして、背筋のピンとはった姿の良さは、大きなスクリーンにマッチすると思う。

 

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