渡る世間は鬼ばかり

5/4 (初日)<ケチャップ>

前日、神戸から帰ってこようとしたら明石海峡大橋開通1周年のためか大渋滞で、1時間の道のりが3時間半もかかってしまい、当日、新幹線に間に合わなかったらどうしようと心配でした。が、早朝に出発したせいか、無事、新幹線に乗ることができました。ほっとしたのもつかの間、東京へ着いてから、どん臭い私はたった一駅をなぜか間違えて、30分前には着くはずだったのに焦ってたどり着いたのは10分前でした。
ようやくパンフレットを買い、ぎりぎりに着くはずだった友達も間に合って話をしてたら目の前を正木くんと内海くんが。来月は内海くんが本間先生をやるんだな〜、大阪だったら見てみたいけど東京までは来れないな〜、なんて考えながらぼーっと見てしまいました。
パンフレットは写真が古くてびっくり。だって、「Oh!」の時のだもん。もう1枚はチラシと同じのが使われてたけど、もっと新しいのがあるでしょって思った。
そうこうしてるうちに聞いたことのあるメロディが流れてきて、大吉さんの「かあさん・・・」って話し掛けるようなナレーションが始まりました。「おかくら」が改装中なので娘をたずねてみようかというような内容で、幕が開くと「幸楽」の店内。
しばらくすると紙オムツとマッサージ用具を抱えて英作さんが登場!長子が仕事で肩が凝るので買ってきたらしい。いつも自分が家にいるのなら肩をもんであげられるけど、とも言ってました。それを聞いたキミが「岡倉ではどんな教育をしてるんだろうねえ」英作さんも五月も「すみません」って謝ってました。この舞台、とにかく「すみません」が多いです。1番多いのはもちろん五月だけど、次に多いのは英作さんだったんじゃないかなあ?
で、英作さんはいつものようにラーメンを注文するんだけど、食べようとした時にニューヨークから健治が帰ってくる。久子と離婚して1人で帰ってきたというとキミが怒って追い出してしまう。この時、もめてる様子をちらちら見ながらこっそりラーメンを食べてる英作さん。演技が細かいです。健治が出て行った後、厨房から煙が。火を消そうとした勇が火傷をすると大急ぎで本間先生が手当てをしてました。
次は本間家。長子が仕事をしているところへ常子が登場。部屋が汚れているからと、また長子ともめている。そこに英作さんが帰ってくるが、紙オムツや長子のマッサージ用具を買ってきたというのでさらにもめる。そして今度は日向子ちゃん(人形^^;)をおんぶした大吉さんが登場。常子が娘の教育ができてないと大吉さんをせめるので、英作さんはおかあちゃんと大吉さんに挟まれて「すみません」を連発。英作さん、たいへんです。。。
そして幸楽では勇がお店に出られないので味が落ちたと言われて困っているところに愛ちゃんと眞くんが健治を連れてくる。キミは文句を言いながらも結局は手伝ってもらうことにする。そして、勇の火傷が直った後も健治に手伝ってもらうことになる。その話を聞いた邦子が家を出て行くと言い出すが、五月の説得で考え直し、仲直りする。<第1幕終了>
愛ちゃんが派手な服を着ているので勇が合宿に行かせないと怒り出す。手紙まで見たというので愛ちゃんも怒っている。
その夜の小島家。大吉さんが五月に誕生日のプレゼント(かあさんの着物)を渡して帰ろうとした時に英作さんが入ってくる。「ほんまえーさくで〜す!」すでにかなり酔っ払っているので大吉さんが連れて帰ろうとすると、勇が「いいお酒が手に入ったんです」と言って3人で飲みはじめる。長子がたくさんこづかいをくれるとか、おかあちゃんを追い出したとか言って、今度は五月にまで絡んでる英作さん。「ほんとはくそばばあって思ってるくせにがまんして...」とか言ったり、キミに「鬼ばばあ」って言ったり。ついには大吉さん、勇さん、英作さんが揃って「くそばばあ」って言って喜んでる。(くそばばあって言ってるかっちゃん、すごく楽しそう!)3人肩を組んでそれぞれ歌を歌ったり(英作さんは『365歩のマーチ』)して大騒ぎ。
その頃本間家では長子の翻訳料でプロのお掃除屋さんに部屋を掃除してもらったり、日向子ちゃんをベビーシッターに見てもらったり、それに貸りていたお金を返すと言って、また長子とおかあちゃんがもめている。そこに英作さんが大吉さんに連れられて帰ってくる。英作さんは「長子に俺の気持ちはわからない」と言っておかあちゃんに泣きつく。すると、常子は二人を別れさせると言って英作さんを2階へ引っ張って行ってしまう。その間に大吉さんは長子に英作さんの給料は大事にしてやれ、日向子ちゃんと英作さんにはおまえの替わりはいないと話す。そして、今度の土曜日は常子の誕生日だと教えてやる。2階から降りてきた常子に長子がお誕生日の用意をしてあるというとすっかり機嫌が良くなり、「ええ嫁をもろた」と言って仲直り。
幸楽では愛ちゃんが勇むと口をきかないと頑張っている。だが、五月が子供たちを説得し、勇も子供たちに謝ってなんとか仲直りする。
ラーメン横丁ができたせいで客が減ったと言っている時に周平から店を辞めると書いた手紙が届く。そこへキミがお気に入りの客が来るがその人はラーメン横丁の人間だという。しかも周平は店長として来てもらったと言うので、キミは裏切られたといって怒り出す。五月は今までの味に安心して努力が足りなかったからと言って、みんなで新しい幸楽ラーメンを作ることにする。
本間家。英作さんも長子もおしゃれして出かける用意をしていると常子がご機嫌でやって来て結婚するかもしれないという。英作さんは反対するが長子は喜んでいる。しかし、先に出かけた常子が大吉さんに結婚相手を紹介すると電話してきたので長子も怒り出す。でも、親には幸せになって欲しいが色ボケになられるのも困る、「親って何なんだろう?」って二人で考え込む。
幸楽では新しい幸楽ラーメンが完成したところに駅前でチラシを配っていた五月と子供たちが帰ってくる。そして、そこに周平が帰ってくる。母親に出世した姿を見せたかった、でも、五月たちがチラシを配っているのを見てやっぱり帰ってきたという。キミは許せないというが、子供たちが周平さんは家族だから許してやってくれと言ってなんとか許してもらう。でも、やっぱりお客が来ないと言ってると、五月が看板を出すのを忘れていて、店の前にはチラシを見たお客さんがたくさん並んでいた。<第2幕終了>
まだ、テレビで話が進行しているので仕方ないのかもしれませんが、終わりかたがあっけない感じがしました。一応、幸楽はお客さんが戻ってきたということで話はついていますが、本間家の話はどうなったの?っていう感じが残りました。
ただ、かっちゃんが楽しそうで、いつもならあまり好きじゃない酔っ払うシーンもあまりにも楽しそうなので、まあ、いいか、って思いました。とにかく、かっちゃんの笑顔がたくさん見れて、それだけは満足でした!

backhome