5night's
<ケチャップ> (’98.8.15 夜)
昼の公演が思ってたよりうまくいってたので、結構、落ち着いて観ていました。(まさかこんなにハプニングが多いとは思ってなかったので。)今回は1階で、割と前の方だったのですが、上手側の一番端だったので、舞台がところどころ見えない時があったし、台詞も聞き取りにくかったです。
まず、1幕では、クラブを追い出された後、回り舞台が止まっているのにスタッフの1人がまだ作業をしていて、それを見たにっきが「お前、誰だ!」と叫んでました。しかし、スタッフも一生懸命で、振り向きもせず作業を終わらせた後、前を向いて一礼して退場しました。客席からも笑い&拍手がおきていました。
ウィリーのバースディパーティーのシーンでは、少年隊の3人が登場する時、かっちゃんがダンスを間違えてしまいました。私が今年のプレゾンを観た中ではダンスでの大きな間違いはこの時だけだったような気がします。
1幕の最後、幕が長野くんに当たりそうになり、誰かはわかりませんでしたが、女の人に腕を引っ張られてました。後のMCで長野くんがこの時の事を話した時、かっちゃんが「俺なら絶対幕に当たったのに。だっておいしいじゃないか」というようなことを言ってました。
2幕では、ジェームズの部屋に”紀之”が入ってくる時、セットの角度が悪かったのか、私の席からはヒガシくんが見えなくて、「そろそろミサワかな」と言った時、ヒガシくんの指先だけが見えて、妙におかしくて、みんなと違う意味で笑ってしまいました。
そして、教会でのシーン。
私が今までプレゾンを観てきた中で2番目に大きなハプニングです。(1番は<さらばDiary>のときです。)フライング中ににっきとヒガシくんのワイヤーが絡まってしまいました。
実はこの時、私は双眼鏡でかっちゃんだけを見ていたんですが、かっちゃんの瞳が光ったと思ったら、そのまま視線がある一点で止まってしまいました。それで、やっと私は何かが起こっているらしい事に気がついて、双眼鏡をはずしてみたら、いつ、どんなふうに絡まったのかはわからないんですが、空中でにっきとヒガシくんのワイヤーが絡まっていて、ヒガシくんの頭上ににっきがいる、という感じになっていました。それでもかっちゃんはそのまま歌い続け、ヒガシくんがまず着地して、それからにっきが着地しました。(こんな状態になっていても私はかっちゃんの事が気になってにっきとヒガシくんの様子があまり分からなかったんですが、前の方で観ていた友人の話では、ワイヤーが絡まった時、2人は笑っていたそうで、先に着地したヒガシくんがにっきの足を持って補助をしていたそうです。)
2人が着地してから、歌ってるかっちゃんの後ろから、スタッフの1人が絡まったワイヤーをかっちゃんの前を通して直そうとしていました。これを直してマーサに付けないといけないようでしたが、結局マーサにワイヤーを付ける事はできませんでした。でも、それを知らないかっちゃんは後のMCでも言ってたようにマーサの手を引いて飛ぼう、飛ぼうとしながら舞台の端まで行ってしまい、私も今回はもう飛べないんだろうと思っていたら急にかっちゃん1人だけ引っ張り上げられて、空中で体制を直すのに四苦八苦していました。
ワイヤーが絡まったりかっちゃんが急に飛んだりしている時、客席は静かに見守っている感じで、場所によっては「危ない!」とか、声がかかっていたらしいですが、少なくとも私のまわりではみんな、黙って観ていたと思います。ここで騒然としてしまったら余計に舞台がだいなしになってしまうと思うのでよかったと思います。
(ひょっとしたら、集中しすぎて聞こえなかったのかもしれませんが...)
2幕ラストでエンパイアステートビルから飛ぶ時、若様が飛ぼうとしたら”一清”が「若様、ちょっと待って」と止めて、飛べないかもしれないというようなことを言ったので、若様は「今日は満足に飛んでいない気がする」と言ってました。
それで、3人で上を見上げてから(この時の3人の様子がかわいかったです)大丈夫だろうということで飛んだのですが、今度はヒガシくんのワイヤーにかっちゃんがぶつかりそうになり、ヒガシくんのワイヤーを手で押してました。
昼の公演の時はなんともなかったのに、同じ日の夜になんで調子悪くなってしまったんでしょう。
SHOW TIMEでは、にっきのララバイが「おとなのララバイ」でした。フライングでちゃんと飛べなかった憂さ晴らしをしてたのでしょうか。
MCでは、にっきはもちろんですが、珍しくかっちゃんもよくしゃべってました。ひょっとしたら、ハプニングがあると気分がハイになるタイプなのかもしれません。マーサと一緒に飛ぼうとして飛べなかった時、「おいしいと思った」と言って、その時の様子を楽しそうに再現してくれました。それに、ヒガシくんも「ニシキとは空の上でも仲良しです」と言っていて、なんとなくうれしかったです。
今年のプレゾンでのMCはいつも、少年隊よりトニセンの話の方が長いような印象があって、少し不満でしたが、この回は少年隊がよくしゃべってくれてうれしかったです。時間もいつもより少し長かったようで、舞台のソデからスタッフがペンライトを回して早く終わるように合図してたのに無視してしゃべってました。
めずらしい失敗シーンが見られたり、MCが長かったのはラッキーでしたが、この回しか来られなかった人には残念だったでしょうね。特にかっちゃんファンはまともなフライングが見られなかったのはショックだったのではないでしょうか。最後にちょっとでいいから、かっちゃんのまわりながらのフライングを見せて欲しかったな。